現在の男性用の正装の和服を特徴づけるのは、長着、羽織、および袴である。アンサンブルは、和服の正式な用語としては、同じ布地で縫製した長着と羽織のセットを指す言葉だとされる。しかし、長着と羽織に違う布地を使って、男性用の正装の和服として長着と羽織をコーディネイトした服をセットで「アンサンブル」と称して販売されていることは多い。
男性用の普段着の和服には色無地・浴衣・作務衣・甚平・丹前・法被(はっぴ)などが含まれる。男性用の普段着の和服では、羽織は着なくてもよい。
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和服を着用させること、または和服を着用することを、着付けという。着付けには履物を履くことも含まれる。髪結いと着付けはセットで行なわれるが、髪結いは着付けの意味には含まれない。髪結いは着付けより前に行なうことも、後に行うこともある。着付けには、自分一人だけで行なう方法と、他者に手伝ってもらいながら行なう方法がある。和服を着ることを、和装ともいう。着付けをする人を、着付師と呼ぶ。女性の和服の着付けは難しくはないが、手順があるので慣れが必要である。そのため着付けの本があり、着付けを教えるための学校が全国に多数存在する。着付けの学校では、女性用の和服の着付けを一般人に教える授業料と、着付けを手伝う手数料が、学校にとっての大きな収入源になっている。